登山レベル | 初級 |
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総距離 | 8.2km |
所要総時間 | 2時間20分 |
高低差 | 109m |
- 急勾配のない平坦なウォーキングコースで初心者向け
- 天然林の中に残るトロッコ廃線跡は、まるでジブリの世界観
- 美しい自然には珍しい生き物がたくさんいる
- マムシなどに注意が必要、クマ除けのスズなど服装はしっかり装備で
【車で行けるハイキング】芦生原生林のアクセスや駐車場は?
芦生原生林は京都の南丹市美山町にあるハイキングコースで、京都大学の研究林にもなっています。
駐車場は芦生山の家に停めることができます。かなり広いですから困ることはまず無いと思います。
駐車料金は協力金という形で、一般車は500円となっています。山や自然を愛する身ならば、モラルある行動を心がけましょう。
芦生原生林のハイキングコースについて
※出典:ヤマレコより
ヤマレコには当コースは存在していませんが、記録をつけたところ約8kmの距離、高低差は約100mと初心者でも非常に歩きやすいコースになっています。
美しい天然林には、戦前に使われていた林業用トロッコ軌道の廃線跡があり、辿ってハイキングしていくのですが、もののけ姫やとなりのトトロなどを彷彿させるような世界観に浸れます。
芦生原生林のハイキングコースにトイレはある?
芦生山の家駐車場にあるトイレです。
男女兼用のボットン式便所があります。抵抗ある方は、道の駅などで事前に済ませておくのが無難です。
芦生原生林の見どころ・ハイキングレポート
12:00~ 芦生山の家駐車場
駐車場を出て左手に続く道を歩きます。
側溝に流れる水もめちゃくちゃキレイです。土の色に擬態したエビ(?)のような生き物を息子が発見!
ツルニチニチソウが道端に咲いていました。
京都大学の研究林入口に到着します。
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京都大学研究林について
研究林は京都大学が自然を守りながら、様々な教育や研究などの活動をしている場です。入林届の紙があるので記入し進みましょう。
研究林の資料館がありますが、土日祝と年末年始は開放されていないようです。
芦生研究林の事務所があります。
マムシも発見しました。他ハチ、マダニ、ヤマビルなどにも注意する必要があります。そしてクマ出没区域となりますので、スズを持参しておきましょう。
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12:15〜 廃線跡入口
橋の上にのびるトロッコ廃線跡を辿って歩いていきます。
森の中をまっすぐにのびる廃線跡は、とても幻想的な光景です。
水たまりにアカハライモリが隠れていました。
NPO法人が運営する芦生自然学校とやらの看板が。キャンプや自然体験ができるのだとか。
さらに森の奥深くへと歩き続けます。この美しい廃線跡をぜひご覧ください。
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12:50~ 由良川の清流とともにランチ
川辺に降りれそうなところを発見!事前に買っていたセブンのミニのり弁でランチに。手軽なサイズなのでめっちゃ重宝します。
それにしても美しすぎる景色。このロケーションでランチできることは、そう滅多にありません。
そして透き通った川の中にはチチブらしき魚を発見!
絶滅危惧Ⅱ類に登録されている在来種、アジメドジョウだろうか?
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13:45~ 灰野集落跡
江戸前期から昭和35年まで、このあたりに集落が存在したらしいです。
旅人の宿など昔はあったみたいで、その名残がこうやって石垣から垣間見えます。
さらに奥へ進むと、建物の痕跡がしっかり残った場所があり、
玄関口の雰囲気なんかも、こうして想像できるくらい残されていました。
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トロッコ廃線跡が崩落している場所
さて歩き続けるとトロッコ廃線跡が崩落した場所に差し掛かります。
大抵はここをゴールとして、歩いた道を引き返す感じになるでしょう。沢を渡りもう少し進むことにしました。
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15:00~ 折り返し地点
廃線跡がまだ続いていたので、ゆっくり歩きながら進むこと20分程度。開けた場所にでてきます。
かなりの樹齢いってそうな木や、何かの集落跡のような場所となっていました。時間の都合もありここで引き返すことに。
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16:15 芦生山の家駐車場
今回のハイキングルートのおさらい
場所 | Google Map |
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駐車場 | 500円(30台程度) |