滋賀院門跡｜小堀遠州作の庭園や紅葉などが見どころ｜拝観料や拝観時間は？

滋賀院門跡｜小堀遠州作の庭園や紅葉などが見どころ、南光坊天海ゆかりのお寺へ

2022.12.16

滋賀院門跡について

滋賀院門跡は琵琶湖の南西にあたる滋賀県大津市坂本にあるお寺です。アクセスは名神道京都東ICから無料バイパスである湖西縦貫道路に乗り換え、滋賀里ランプ北、坂本北ICで降りること5分程の距離です。

1615年に、京都の法勝寺というお寺を天海大僧正（南光坊天海）が賜り移築され、後水尾上皇より滋賀院と名を賜ってから今日に至る歴史を持っています。

滋賀院門跡の見どころとして真っ先にあげたいのが、江戸初期に建築や造園、茶人などで名を馳せた小堀遠州作の庭園です。

37坪の広さの庭園には、正面に蓬莱山を、左右に鶴島石組と亀島石組で構成した蓬莱山様式です。また池に橋が架かっており、雅ながら奥ゆかしさもある贅沢な映えスポットです。

小堀遠州は二条城二の丸、南禅寺、青蓮寺門跡など…いくつもの有名なスポットの庭園を手掛けていますよ♪

池で飼っている鯉にエサやりもできます。エサは1つ50円でした。

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10月下旬～11月下旬は日吉大社をはじめ、ここ坂本一帯は紅葉の見頃を迎えます。滋賀県門跡も紅葉スポットの一つ。特に門跡前にある穴太積みされた石垣前の紅葉は見事です。

拝観料はお寺の中だけなので、境内の紅葉を見にくるだけなら無料！また日吉大社より人も少ない穴場スポットなので、じっくり堪能できました♪

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小堀遠州作の庭園だけではなく、狩野派や円山応挙、渡辺了慶といった大物の屏風絵、明智光秀が本能寺の変後に僧となり暗躍した噂をもつ南光坊天海の品々など、唸るような品々が数多く展示されていました。

何より凄いのは手で触れられる距離間で見られること！安土桃山～江戸初期の文化をこれでもかというくらい堪能できました♪

後ろの襖絵は桃山時代のもので、最も古い桜の襖絵らしいです。

滋賀院門跡

滋賀院門跡

滋賀院門跡

受付の方に撮影NGポイントを確認したところ、この仏殿内は撮影NGでした。くれぐれも気を付けましょう。

内仏殿の窓枠からは、お寺の屋根瓦、琵琶湖、その中央に近江富士が見える美しい構図となっています。

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滋賀院門跡には20台停められる無料駐車場があります。

ただし紅葉シーズンの坂本はとても混雑するため、満車になる可能性も考えておきましょう。日吉大社の参拝などをはじめ、他にも巡りたいところがあれば、下記の駐車場も参考にしてみてください↓

拝観時間は9:00～16:30となっており、拝観料は団体を除き一律500円です。

駐車場や拝観料などで使えるクーポンを探してみましたが、残念ながら見当たりませんでした。