天空の城、日本のマチュピチュと謳われる竹田城。一躍有名にしたのが雲海の上に浮かぶお城の姿。時期や時間、天候に左右されるため、難易度の高い絶景スポットとしても知られています。
そんな竹田城の雲海ですが、抑えるべき3つのポイントをしっかり見ていれば、必ず出会えます。私HOYも先日初めてにして、見事な竹田城の雲海をカメラに収めることができましたので、皆さんにお伝えしたいと思います。
雲海と出会うための3つのポイントとは?
雲海を見るために外してならない3要素は『時期』『天候』『時間』です。それらをどのように見てHOYが雲海と出会ったのかをここで解説していきます。
1.雲海が見頃となる時期とは?
雲海シーズンは9月~11月といわれています。その理由としては寒冷前線がうまれ、日中と日夜の寒暖差が非常に大きくなるからです。
ただ9月初旬と11月下旬って全然気候違いますよね…(汗)。2つ目の抑えるべきポイント『天候』で明らかにしていきましょう。
2.雲海と出会う天候とは?
見頃となる時期でもお伝えしたように、日中と日夜の寒暖差が大きい日が見頃になります。簡単にいえば最高気温と最低気温が大きく離れている日となります。また風が強いと流れてしまい雲海ができにくく、もちろん晴れた日でないと雲海はそもそも出会うことができません。
これを一つ指標に、竹田城周辺の直近の週間予報を確認しておきましょう。
雲海の仕組みを知っておく
雲の正体ですが、地上にたまった水が地熱により水蒸気とかわることで作られます。冷凍庫を開けた時を思い出してみましょう。開けた時に白い冷気が出ますよね?あれと仕組みは同じで、ガンガンに冷え込んだ場所の温度が上がることで生まれるわけです。
暑い日でも雲海って出るの?
私HOYが行った日は最高気温30℃と、10月初旬にもかかわらず真夏並みの暑さを誇ってましたが見れました。ちなみに最低気温は15℃でしたので、ちょうど2倍の気温差でしたよ!
3.雲海が見られる時間とは?
竹田城跡の公式サイトなどには午前4時~午前8時までの時間帯が見頃とありますが、HOYが実際訪問した状況、竹田城跡のボランティアガイドさんに話を伺った内容で補正するとこうなります。
もちろん当日の天候状況によるのは前提ですが、HOYが到着した午前7時ではギリギリという感じで、雲海もやや流れていました。ボランティアガイドの方に伺ったところ、午前4時ごろから徐々に雲海がうまれ最も見頃になるのが午前5時~6時台といわれました。
撮影スポットへ行くにはライトな登山もある
竹田城の全景とその雲海を撮影するには、竹田城跡真向かいにある立雲峡から撮影となりますが、雲海シーズンは激混みします。駐車場もすぐ満車になり、その途中の山道で路駐する人がほとんどです。
また展望台へはライトな登山も発生します。最も高い第1展望台を目指すには片道25~30分かかりますので、全てを逆算すれば午前4時前後には立雲峡に到着しておきたいところです。
まとめ:竹田城の雲海を失敗ナシで見るには
- 最高気温と最低気温に差(2倍程度)があり、風力が緩やか(5m以下)、晴れた日
- 午前5時~午前7時までの時間帯
- 混雑状況を踏まえて午前4時前後に目的地へ到着しておく
ただ最後は雲海だけに運が必要です(運かい!…なんちゃって)
竹田城跡周辺のホテルで前乗りも検討しよう
午前4時前後に目的地に着くとなると、車で移動とか考えると前日何時に出ないといけないのよ…となりますよね。ですので近くにあるホテルで前乗りすることも検討しておきましょう。
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