福知山城について
福知山城は京都府福知山市にある模擬天守があるお城で、大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公にもなった明智光秀が丹波攻略後に築いたとして有名です。
福知山城には墓石などを転用して作った石垣(転用石)など、当時の遺構があり、続100名城にも認定されています。
福知山の名付け親は、明智光秀
天下統一に向けて、織田信長の命を受けた明智光秀が、丹波地方を攻略し領地を与えられ、元々あった横山城を改修した際に福知山と改めたといわれています。
光秀が福知山とした由来は、百人一首に登場もする平安時代の歌人『和泉式部』が読んだ歌が元ネタだとか。和歌や茶道などに精通した、文化人でもある光秀らしさが出ていますね。
福知山城へのアクセスや駐車場について
福知山城に有料道路を使って行くなら、若狭舞鶴自動車道の福知山ICで降りれば5分くらいです。国道9号や国道176号線、国道429号線が連結しているので、下道でのアクセスも良いです。
福知山城の駐車場は、麓にカフェなどが立ち並ぶ『ゆらのガーデン』に駐車場があり、土日祝にかかわらず無料で約70台停められます。
福知山城でかかる料金は?クーポン・割引はあった?
福知山城のかかる料金ですが、①天守への入館料と城内にある②福知山市佐藤太清記念美術館の入館料があり、①のみと①②の共通券があります。
※団体は30名以上
対象 | 個人 | 団体※ |
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おとな | 330円 | 290円 |
こども | 110円 | 90円 |
対象 | 個人 | 団体※ |
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おとな | 480円 | 460円 |
こども | 190円 | 190円 |
福知山城のクーポンや割引は、JAFを始め行く前に探したのですが、残念ながら見当たりませんでした。

福知山城の営業時間や休館日について
福知山城と福知山市佐藤太清記念美術館の開館時間は、9:00~17:00となり、最終受付は16:30となっています。
福知山城のみどころ・訪問レポ
麓から望む美しいフォルム
駐車場付近から望む福知山城は、カメラの収まりがとても良く、下からでもかなりカッコよく撮れます。
内堀と天守に向かって掛かる昇龍橋を捉えた側面のフォルムも、タイムスリップ感があってカッコいいですよ!
墓石などを利用した珍しい石垣
写真を見ると石垣の所々に四角く模様がついた石があるかと思いますが、これは墓石や地蔵などを利用した転用石と呼ばれるもので、当時の遺構を示す貴重なものです。
唯一現存している銅門番所
天守含め、敷地内はほとんどが復元された建築物となっているのですが、この銅(あかがね)門番所だけ当時から現存する建物なんです!
元々は現在の福知山市役所付近に銅門があって、その横にあったらしいのですが、大正時代に移築されたみたいです。
天守裏の高石垣
福知山城の一の丸を取り囲むようにしてある高石垣も立派!写真をよーく見ていただくと、石垣の上側と下側で色が違うのが皆さんわかりますか?
天守台と本丸の一部は当時の石垣でなので、下側は復興の際にでも付け足されたのではないかなと思っています。
一の丸の正面からみた天守
最も撮影ビューとなる1つが、やっぱり一の丸正面からみた福知山城天守でしょう。威風堂々とした姿に見とれてしまいますね!
建築技術の高い井戸『豊磐井』
天守前にある豊磐井は、江戸時代に城主を務めていた朽木氏のもので、とても立派!

本丸の防御機能である石落とし
復元天守ではあるものの、当時の防御機能である石落としの仕掛けを知ることができます。

光秀ゆかりの展示品を観覧できる
模擬天守内には、光秀ゆかりの品々が並んでいるが、中でも四つ目結紋の入った刀剣や具足は見応えがありました。
福知山城の詳細情報
公式サイト | https://www.city.fukuchiyama.lg.jp… |
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場所 | Google Map |
営業時間 | 09:00〜17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 火曜 12/28〜31、1/4〜6 |
駐車場 | 無料(約70台) |
城郭分類 | 平山城 |
天守 | あり |
築城者 | 明智氏 |
築廃城 | 1579年~1873年 |
城主 | 明智氏、朽木氏 |