登山レベル | 脱初級 |
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総距離 | 1.3km |
所要総時間 | 2時間40分 (総休憩時間:1時間35分) |
高低差 | 154m |
・行場として江戸時代に整備された数々の石画や本堂など観賞できる
・胎内巡りやロープで登る急勾配な道など、こどもたちの冒険心をくすぐる登山道
・大阪市内から1時間とアクセスも良好
【車で行ける山登り】行者山について
行者山(ぎょうじゃやま)は大阪府豊能郡能勢町にある標高469mの低山です。
行者とは修験者の意味を指し、古くは行場として多くの修験者が、ここ行者山の岩場を利用し修行に励んだと言われています。
行者山のハイキングコースについて
※アプリ ヤマレコから抜粋
行者山のハイキングコースについて、下記2コースがあります。
- 能勢の郷からのハイキングコース(西側)
- 行者山登山口からのハイキングコース(南西側)
1の能勢の郷は2014年3月に閉鎖しており、2の登山口に迂回するよう促されているため、2を必然的に選択しました。
行者山へのアクセスや駐車場について
行者山各登山口には駐車場が完備されているため、車でのアクセスも可能です。なお駐車料金や収容台数は下記のとおりとなっています。
- 能勢の郷駐車場(無料、30台程度)
- マス釣り駐車場(100円/日、9台)←今回はこっち
▲ルールを守り、無人BOXに100円を入れてから登山に出かけましょう。
行者山ハイキングコースにトイレはある?
行者山登山口前に公衆トイレが設置されています。しかし、男性が小便を足す様が道路から丸見えだったり、大便器はボットン式、とても清潔ではないので、これらに抵抗があるならば先に用を済ませておくことが賢明でしょう。
行者山の見どころ・ハイキングレポート
13:30~ 行者山登山口
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13:40~13:45 大日如来座像 石画
登山口から20分ほど歩くと、大日如来座像が描かれた巨石に辿り着きます。
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13:45〜14:25 行場巡り
大日如来座像の左手に、行場巡りの入口があります。
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胎内くぐり
大日如来座像から5分も歩くと、胎内くぐりに到着します。ちなみに胎内くぐりとは…
各地の山岳や霊地の行場で,狭い洞窟や割れ目を通り抜ける場所に付けられた名称。修験者や行者,ないしはそれに率いられた信者たちは,山岳や霊地を他界または胎内とみて,その中を巡歴して修行し,いったん死んで生まれ変わる擬死再生の行を行ったが,胎内くぐりによってその観念を象徴的に実践して確認した。
出典元:コトバンク
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西の覗き
胎内くぐりを抜ければ、西の覗きと呼ばれる行者山有数の眺望スポットに辿り着きます。
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蟻の戸渡り
こちらも西の覗きと同様、行者山の眺望スポットになっています。開放感があってとても気持ちいいですよ。
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14:35 行者山頂上
登山口から歩き始めて1時間強、標高約468mの行者山頂上へ到達。
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一枚岩や像が刻まれた巨石が目立つ
行者山頂上から本堂の間には、見事な一枚岩に出会えます。なんと岩場を登れるように金具も取り付けられています。さらには巨石に刻まれた菩薩や像などが複数点在しており、江戸時代(寛文年間)以降に行場として整備されたものが残っているのだそうです。
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14:50 本堂
修験場として益々整備されていった行者山は、この岩窟に本堂を建て、吉野大峯と並ぶ摂津大峯として、今も昔も大阪・北摂のパワースポットとなっているようです。
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15:05 行者山登山口
今回のハイキングルートのおさらい
- 13:25 行者山登山口
- 20分
- 13:40~13:45 大日如来座像 石画
- 5分
- 13:45〜14:25 行場巡り
- 10分
- 14:35 行者山頂上
- 15分
- 14:50 本堂
- 15分
- 15:05 行者山登山口
詳細情報
公式サイト | --- |
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場所 | Google Map |
駐車場 | 能勢の郷駐車場(無料・30台程度)[MAP] マス釣り駐車場(100円/日・8台)[MAP] |